東京大学ディズニーサークルオフィシャルブログ

東京大学ディズニーサークルの会員によるオフィシャルブログです。

2021年11月 TDLインパレポ その2 開園直後〜お昼ご飯

こんにちは、ライターのよーです。

今回は以前書いたインパレポの続きを書いていきたいと思います!

前回の記事はこちら!(この記事を読む前に読んでおくことをおすすめします。)

todai-disney.hatenablog.com

 

美女と野獣〜魔法のものがたり〜

エントリー受付に全て落ちた私と先輩はとりあえず、9時5分の枠の「美女と野獣〜魔法のものがたり〜」のスタンバイパスが取れたので向かいました。

この日は8時45分の枠からスタンバイパスが発行されたいたようで、先にエントリー受付をしてしまった我々は少し出遅れてしまいました。(これは情報収集を真面目にやっていなかった我々が悪いですね。)

アトラクション付近に着いたのは8時40分頃、他のアトラクションは9時にならないとオープンしないため、お店に入ったり写真を撮ったりして適当に時間を潰しました。

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野獣の城 行くたびに撮ってしまう。

そして、9時になり、並び出すことが可能になったので並びました!

以前僕がこのアトラクションに乗った時はパークが10時開園だったので、朝9時台に並べるってやっぱり幸せだなと考えていました。

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朝のキューラインは綺麗でした

そしてそのままアトラクションを体験。

待ち時間は15分くらいだったでしょうか。

やはりこのアトラクションは良いですね!

まるで映画の中に入り込むような体験ができて乗るたびに涙が出てきてしまう素敵なアトラクションです!

乗ったことのない方は是非乗って見てください!

 

クリスマスのグリーティングパレード

アトラクションを出た時間が9時半頃だったので、10時からのクリスマスのグリーティングパレードのために地蔵を始めました。(※地蔵・・・パレードを見るために鑑賞場所をポジショニングして待機すること。)

私たちはウエスタンランドで地蔵しました。

そして、グリーティングパレードが始まりました。

「ディズニークリスマスストーリーズ」の音楽が鳴り始め、ミッキーたちがやってきました。

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近づいてくるフロート

私は地方出身で実は今までクリスマス期間のランドに足を運んだことがありませんでした。

初めてクリスマスのパレードを生で見たのですが幸せな音楽と可愛らしい造形のフロートや生き生きとクリスマスの曲に合わせて踊るキャラクターは素敵でした!

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グリーティングパレードのミッキー かわいい

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グリーティングパレードのミニーちゃん やっぱりかわいい

やはりフロート1台のグリーティングパレードは少し寂しいものですね。

早く多くのフロートが登場する季節のパレードが見たいものです…

 

アトラクションを満喫する

この後はお昼ご飯までいくつかのアトラクションに乗りました

ビッグサンダーマウンテン、ロジャーラビットのカートゥーンスピン、バズ・ライトイヤーアストロブラスタースターツアーズ、ベイマックスのハッピーライド、そして、プーさんのハニーハントです。

どのアトラクションももう何回も乗ったことがあるアトラクションですが、一つ一つが楽しいですね!

カートゥーンスピンのキューラインであるものの製造工程を見たり、

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なんの製造工程でしょう?

バズ・ライトイヤーアストロブラスターで非常に低い点数を撮ってしまったりと特に書けるような面白いことはなかったのでこれぐらいに済ませておきます。

ちなみに、スターツアーズのルートを紹介すると

①カイロレンに捕まる

②ジャクー(EP7)

③BB-8から通信がくる

④エクセゴル(EP9)

⑤バトゥ(海外のスターウォーズエリアの舞台となる惑星)

というルートで個人的に好きなルートだったのでアトラクションに乗りながら声が出てしまいました。

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モンスターボールにしか見えない

 

ちなみになのですが、プーさんのハニーハントベイマックスのハッピーライドに並んでいる時にスタンバイパスのキャンセルが拾えるというなかなかラッキーなことがありました。(ちなみにハッピーライドの曲はハッピーソングでした!)

そして私たちは昼食場所である「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」に向かいました。

 

昼食

今回はプライオリティシーティングを利用して、「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」の店内で食事をいただくことができました。(13時頃の時間帯でした!)

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お店の外観

今回は「ハンターズパイ」のセットをいただきました。

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お昼ご飯のセット

このハンターズパイですが、パイの中にマッシュポテトとビーフシューがはいっています。

マッシュポテトのホクホク感と熱々のビーフシチューのトロトロ感が絶妙にマッチしており、非常においしかったです。

ちなみにですが、上の画像の右のホットワインを先輩、左のオレンジジュースを私のドリンクでした。(私は一応成人済なのですがお酒は弱くて…)

食事中、外からはお昼のパレード「ドリーミング・アップ」の音楽が聞こえました。

美味しい食事をいただいたところで後半戦スタートです!

その模様は次回以降の記事でお伝えしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次の記事も是非お読みください!

ライター:よー

ディズニーフラッグシップ東京 オープン初日の様子と感想

こんにちは!ライターのよーです。
本日、2021年12月5日はウォルトディズニー生誕120周年ですね。
彼の存在がなければそもそもutdというサークルもなく、僕がこのプログを書くこともないと考えると彼が存在する世界に生まれて良かったと感慨深くなりますね。
さて、そんな2021年12月5日、新宿大通りに日本最大のディズニーストアである「ディズニーフラッグシップ東京」がオープンしました!

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外観の様子 ここは今後巨大なディスプレイが設置されるようです

世界では多くのディズニーストアがクローズしているという現状がある中でこのような記念すべき日に日本で新たに大きな実店舗がオープンするということは非常に意義のあることのように思えます。

というわけでオープン当日にお店に足を運んでみたのでその様子をレポートしたいと思います。

事前にやっておいた方が良いこと

このディズニーフラッグシップストア東京ですが12/5〜12/25の間は入店に予約が必要となります。

また、現在このお店ではウォルトディズニーワールドの50周年記念グッズが買えるのですが、その購入にはそのエリアの入場予約付きの入店予約が必要です。

つまり ①入店予約(WDW 50thグッズは買えない)

    ②WDW50thグッズ販売エリアの入場予約付きの入店予約

の2通りがあるということですね。

その予約ですがディズニーストアアプリからできます! 詳しくはこちらの公式ホームページに記載されているのでご覧ください。

www.disney.co.jp

 

入店まで

私は今回WDW50thグッズ販売エリアの入場付きの13時半の予約を取りました。
予約している人の集合場所はメトロプロムナードB6出口周辺と言われていました。
予約時間の20分前くらいに着いたのですがその時にはもうすごい人でした。かなりの列が形成されていました。(下の絵の感じです。赤い丸が私です。)

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矢印の先が先頭 赤丸が筆者のいていたあたり(汚い絵で申し訳ございません)

まずはWDW50thグッズの予約をしている人もしていない人もごっちゃに並んでおり、時間の5分前くらいにWDW50thグッズの予約をしている人は呼ばれて別の列を形成するという感じでした。

いよいよ入店です。

入店すると早速グランドオープンを記念したオブジェが出迎えてくれます。

ただ、列がわりと早く進んだため綺麗に写真を撮る時間がありませんでした…

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グランドオープンのオブジェ(歩きながら急いで撮った)

 

店内の様子

というわけでここからは店内がどんな様子だったかをお伝えしていきたいと思います。

店内ではBGMとしてたくさんのディズニーソングが流れていました。

記憶している限りでもたくさんあり「モアナと伝説の海」の"You're Welcome"や「グーフィームービー」の"I2I"や「カーズ」の"Life is a highway"などが流れていました。

また、今日はオープン当日だったということもあり店内にはかなりの人がいました。

ただ、会計の列や入店待ちの列はしっかりとソーシャルディスタンスがとられていました。

ただ、個人的に気になったポイントなのですが、WDW50周年のグッズ売り場以外は時間制限がなく、時間が経つにつれて人がどんどんと増えていっているように感じました。(追記:やはり時間が経つにつれて店内はごった返したようで大変なことになっていたようですね…)

買い物には時間がかかると思うのでしょうがないな…とも思います。(私は自分の買い物を済ませ、店内の様子を一通り見たらそそくさと退店しました。)

 

WDW50th記念グッズ売り場

まずはウォルトディズニーワールド50周年のグッズ売り場に足を運びました。

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かなり多くのグッズがありました

割とここのグッズ売り場はスペースが狭く、これは別で入場予約がいるのも納得だなという感じでした。

20分という時間制限もあり予約していた人たちはいそいそと買い物をしていました。

かなり多くのWDW50thのグッズが売られておりテンションが上がりました。(オンラインでは完売しているものも多々ありました。)

私はパーカーとピンバッチを購入しました。(パーカーが7000円以上して金欠大学生にはキツかったです笑)

結構高額な商品が多かったですが、なかなか買うことの出来ないグッズを買う機会なのでテンションが上がりました!(かなり高額なグッズも多い中、近くにいた大人の方達がグッズを爆買いする姿には少し驚きました笑)

 

その他気になった商品

WDW50周年グッズを入手した後はゆっくりと店内を見てまわりました。

色々と気になる商品があったので紹介したいと思います。

まずがやはりこれでしょう。

舞浜のクリスマスグッズです!

舞浜まで行かなくてもグッズが買えることは魅力的だなと思いました!

また、この辺のグッズは購入に際して個数制限が設けられていました。

ただ、個人的にはパークで完売したグッズをパーク外で売るのはなんだかなぁという気持ちもあります…

これは難しい問題ですね…

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舞浜のクリスマスグッズ

次に紹介したいのが海外パークの商品が売られているということです!

アナハイムのディズニーランドリゾートのグッズや、ディズニーランドパリのグッズ、EPCOTのイタリア館のグッズも売られていました。(イタリア館のグッズだけは少し本当にそうかは自信がないですが…)

WDW50thのグッズは購入に予約が必要ですが、この辺のグッズは予約が必要ではなかったです。

なかなか行けない海外パークのグッズが日本で購入できるなんて夢のようです。

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アナハイムのディズニーランドのグッズ売り場の様子

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EPCOTのイタリア館(?)のグッズ

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パリのディズニーランドのグッズ めちゃくちゃオシャレ

また、TDRのチケットセンターもありました!

ついにディズニーストアでチケットが買える時代が戻ってきましたね。(この店舗だけですが)

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チケットセンター

内装

中にあったアートやオブジェなどが素敵だったので写真で紹介したいと思います!

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ミッキー像 やはりあるとテンションが上がる

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クリスマスのオブジェ かわいいですね

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中に飾ってあったアート かわいくてオシャレ

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店内にあったオシャレなミッキーの形のシャンデリア

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ニベアも可愛く飾られていた

また、店内の売り場と売り場の繋ぎ目(?)的なところにはディスプレイがあって様々なディズニー映画のシーンが流れていました。

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ディスプレイの様子(人が写っていたのでそこは隠しています)



まとめ

ということでディズニーフラッグシップ東京の様子をお伝えしました。

店内にはいろいろなものが置いてあって見ているだけでも楽しかったです。

私はこの「ディズニーフラッグシップ東京」はかなり他の「ディズニーストア」と差別化できているなと思いました。

シンプルで買い物をしやすい構造にありながら、要所要所のオブジェや内装で「ディズニー感」を出しているという点が印象的でした。

なかなか入手できないグッズなどもあるので興味のある人は是非、訪れてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ディズニーフラッグシップ東京の公式の情報はこちらからどうぞ!

shopdisney.disney.co.jp

ライター:よー

【ネタバレあり】『ミラベルと魔法だらけの家』レポ&考察

【ネタバレありなので注意】

目次

  1. あらすじ
  2. 曲について
    1. "The Family Madrigal"
    2. "We Don't Talk About Bruno"
  3. 【ネタバレ注意】ストーリーについて
    1. 全体の構成 / プロット
    2. 魔法
    3. 家族愛

 

1. あらすじ

「“魔法だらけの家”へ、ようこそ──」

魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。 家族全員が家から与えられた“魔法のギフト(才能)”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。

ある日、彼女は家に大きな”亀裂”があることに気づく──それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。 残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。 なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか?

そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…?

引用:ディズニー公式HP

2. 曲について(少しネタバレあり)

曲がとても魅力的なので, 少し紹介しておきます.

 

ちなみに作曲には「モアナと伝説の海」と同じ人が関わっていたりします...

 

2-1. "The Family Madrigal"

 

邦題は「ふしぎなマドリガル家」.

物語の冒頭から流れる曲です.

 

歌詞を見ていただければ分かるように, 主人公ミラベルが「ふしぎなマドリガル一家」を近所の子供達に紹介していく内容で, 視聴者が大量の登場人物を把握するための曲です.

 

もちろん, 本当に重要なのはそんなに多くない(指折り程度未満)のですが, この曲を聴けばだいぶストーリーを追うのが楽になります.

 

例えば, 「美女と野獣」では,

物語のはじめに語り手が王子が野獣になった状況説明をするところから入り,

「朝の風景」でベルが小さな町でどのような立場かを説明しますが, "The Family Madrigal" はそれと同様の役割があります. 「くまのプーさん」の最初の曲もそんな感じの曲ですね.

 

曲調もリズミカルでカッコイイです. 物語の始まりにふさわしい曲だと思います.

 

2-2. "We Don't Talk About Bruno"

 

邦題は「秘密のブルーノ」です.

 

曲の主題としては, マドリガル一家及その周辺住人から避けられている, マドリガル一家の「ブルーノ」に関する曲です.

 

本作には明確な悪役は存在しないのですが, この曲が唯一(少しだけ)ダークな雰囲気を持った曲です.

 

メロディラインが複雑ではないと思いますが, 複数のキャラクターによる掛け合いが多く, 一度映画館で聴いた時は誰が何を言っているか処理しきれなかったです. そこで一度イヤホンで聴き直したのですが,

 

この曲はイヤホン向きです.

 

左右から全然違う音が入ってくるので, 最後のあたりは特にサイケデリックです.

 

3. 【ネタバレ注意】ストーリーについて

 

3-1. 全体の構成 / プロット

*時系列プロット

  1. アルマおばあちゃん(若い時), 3人の子供に恵まれる.
  2. "侵略者"により, 夫を失くす→魔法の家, 誕生.
  3. 魔法一家の繁栄. 家族みんな魔法が使える.
  4. ブルーノおじさん, 不吉な未来を予言し孤立.
  5. 魔法一家の魔法が弱まる. (隠蔽可能な程度)
  6. ミラベル(主人公), 誕生.
  7. ミラベル, 幼少期になぜか魔法がもらえない孤立.
  8. ミラベル, 自分より若い家族がギフトを授かる儀式の時, 家の異変に気づく.
  9. 姉妹ルイーサの問題解決.
  10. ブルーノおじさんの部屋に, 家の崩壊を予言した石板を発見. (ミラベルが描かれていた)
  11. ブルーノおじさん発見→再び未来を予言してもらう.
  12. 予言の指示に, 姉妹イサベラとの仲直りが書いてあり, イサベラ問題解決.
  13. 石板の内容で, アルマおばあちゃんに責められる.
  14. 家, 崩壊(物理)
  15. アルマおばあちゃんの過去(番号1~2)を知る.
  16. 仲直りし, 近隣住民達と家を再建.
  17. 魔法が復活.

 

この映画は, ポケモンドラクエなどのRPG(ロールプレイングゲーム) に近いシナリオ構成です.

 

つまり, 個々のシナリオが独立しており, 時系列に沿って順番に解決するということです.

 

例えば, ミステリーなど(わかりやすいのは名探偵コナンの映画)では,

すでにある問題を解決する前に, 新たな事件が連続して発生し, 後になって複雑に絡み合って非常に重要なファクターになる...

などがありますが, 本作はそうではありません.

 

専用曲が用意された姉妹の問題解決に関しては特に他のパートと独立しており, 前後のストーリーには基本, 関わりません. 登場しないという意味ではなく, 物語を大きくは動かさないという意味です.

 

問題解決もその一曲でキッパリ完了しています.

 

中盤はブルーノとの対話がありますが, これも親交を深めるのにシーンを跨ぐわけではなく, 一発で仲良くなります. その後は未来予知によりミラベルを助けてくれました. (0 or 1で関係がサクッと切り替わります.)

 

終盤は主にアルマおばあちゃんとミラベルとの対話ですが, その時にはブルーノ含め他の家族は退場します. (僅かにお母さんが絡みますが)

ブルーノに関しては非常にわかりやすく, アルマおばあちゃんとミラベルが仲直りした直後を狙って(?)再登場してくれます.

 

以上のように本作は構成が非常にわかりやすく, サンドボックス化されています.

 

3-2. 魔法

 

この物語は, 魔法が使えなくなる話です.

 

特にミラベルは, 最初から最後まで家についている魔法の機能以外使えません.

 

なので, 例えば「アナと雪の女王」, 「美女と野獣」のように, 魔法/呪いを制御する形式の話ではありません.

 

一方で, 「シンデレラ」や「アラジン」のように, 強烈な魔法によって力技で問題を解決する話でもないです.

 

最終的には魔法を取り戻すし, エフェクト的に魔法が出ることは多いんですが, 解決のプロセスとしてみれば魔法によって話を進めることは, 未来予知程度(あと地獄耳も?)で, それもミラベルにとってあまり参考になっていないです.

 

主人公が魔法を使えないと, 魔法を羨ましがる気持ちが視聴者, つまり僕達と重なって, 感情移入しやすいです.

 

3-3. 家族愛

 

ミラベルとブルーノは, 理由は違うながらも, 二人とも家族から敬遠されていました.

前者は「ギフト」がないことによって, 後者は「ギフト」があること(未来予知)によって敬遠されていました.

 

一方で, 家族の他の者たちが結束していたかというと, 完全にそうではなく, それぞれが魔法によって人々の役に立たなければならないというプレッシャーを抱えていたようです. (実際, その悩みは隠されていた)

 

家族のみんなが誇りを大切にしていたのですが, それがかえって家族を蝕んでいたようです.

 

ですが一家は最後に魔法なしでも結束することに成功しました.

 

家族とは, 商業や研究, 政治を目的とした合理的システムとは異なり, 血縁による, 外圧的で,  "天から授かった"結束なのかな? と勝手に思います.

 

もちろん, 血縁がなくても, ともに助け合うことも可能で, 実際マドリガルハウスの再建には周りの人々に助けてもらっていました.

 

しかし, この映画では, あくまでも"家族"の特別性は最後まで残り続けたように感じました.

 

...... 血縁というのは, 何があっても消えないという意味で, 最後の拠り所, 救いであり, かつ呪いであるような気がしますね.

 

一般的に言えば, いわゆる名家や王族, 貴族に生まれた人間にとっては特に深刻な問題でした.

 

(本作でもありましたが)政略結婚などによって子孫を繁栄させることが重要視され, 家族の誇りを汚すことは許されません. 

 

ミラベルは, もしマドリガル一家に生まれていなければ...

 

本編を見ればわかるように, 聞き上手で, 一般人として十分幸せだった(はず)なわけです.

 

実際, 近隣住民は魔法が使えずとも幸せに暮らしており, 「なんで自分は魔法が使えないのか」なんて悩むことはあまりないでしょう.

 

しかし, マドリガル一家に生まれたことにより, "唯一魔法が使えない魔法一家の娘"として生き続けることを強いられています.

 

これは物語が終了したのちも消えない呪いです.

 

元々魔法を持っていないミラベル以外の家族の魔法は復活したわけですから.

 

ミラベルは, 他の家族だけ魔法が使えるという現実を, 永遠に見せつけられることになります.

 

その意味では, 本作はある意味ではバッドエンド...???なのかもしれません.

 

written by Mii

 

2021年11月 TDLインパレポ その1 開園前〜開園直後

こんにちは、UTDブログライターのよーです。

先日、UTDのvoid先輩という方とTDLにインパしたのでその様子をブログに書いていこうかなと思います!

なお、チケットを取る段階のところから記事を書こうかなとも思ったのですが、「ただただチケット取りを頑張ったよ」ということぐらいしか書くことがなかったので割愛し、当日の様子だけを今回の記事では書いていこうと思います。

登場人物

void 先輩。東大4年。UTDを設立した。様々な活動をしておりめちゃくちゃハイスペックだが、なぜか後輩によく煽られている。今回のディズニーは後輩に誘われた。ディズニー大好き。

よー 東大2年。現UTD代表。この記事を書いている。先輩を煽る元凶。ディズニー大好き。

 

起床

前日までに、私は先輩と「7時に舞浜に着いておこう」という計画を立てていました。私の家が少し舞浜から遠いこともあり、朝ごはんも食べてから行きたかったので起床予定時刻をAM4:40に設定していました。私は「うわ〜朝早いなぁ…起きれるかなぁ…」と不安でした。そのため、23時という非常に健康的な時間に就寝しました。

そして当日朝、目覚めてスマホを見るとそこには信じられない時間が表示されていました。

AM4:00

思わず目を疑ってしまいました。寝坊したとかなら、このブログでも面白おかしく取り上げることが出来たかもしれないのに、まさか早く起きてしまうとは…

二度寝をしたら確実に寝坊すると自覚していたので、身支度を整えて適当にYouTubeを見て時間を潰して家を出て、朝ごはんを松屋で食べました。松屋の朝の牛めしセットは1コインで食べられてボリュームもあるのでインパする日の朝ごはんとしておすすめです。

移動

私の家から舞浜まではおよそ1時間半くらいかかります。

時間を潰すために適当にApple musicからランダム再生で曲を聴いていました。

流れてきた曲は前日に見た「ミラベルと魔法だらけの家」のサントラだったり、「クラブマウスビート」だったりしました。「このタイミングでクラブマウスビートが流れるってことは…?まさかエントリー当たるのかな?」なんてことを考えていましたが、結果はどうだったのでしょうか。(この記事のラストに書きます)

そして、東京駅にて先輩と合流。

そのまま京葉線に乗って舞浜まで行きました。

京葉線で予定より一本早い電車に乗れたので舞浜駅についたのはAM6:45ごろだったと思います。

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当日朝の舞浜駅 ミッキーの階段から降りれたのでつい嬉しくて写真を撮ってしまった。

開園待ち

舞浜駅からTDLから舞浜駅まで歩き、荷物検査をすまし、ついにエントランスの前にたどり着きました。

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エントランスの様子 まだ7時にもなっていないので人は少なめ

まだ7時になっておらず、エントランスのBGMも鳴っていないような時間だったので人は少なめでした。わりと子供連れが多かったですね。

真ん中から一つ左のブロック(?)の一番左の列(一番真ん中より)のところの前から3列目に並びました。

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わりと良い位置に並べたのではないかなという印象

そして、7時になりエントランスBGMがなりだし、僕と先輩はある事実に気づきました。

僕「void先輩…このBGM…」

先輩「あっ…」

僕・先輩「クリスマスバージョンじゃん!」

完全に忘れていました。いつも通りのディズニーソングが流れてくると思っていたら、耳に馴染みのない音楽が聞こえてきて少し面喰らいました。

これも11月後半のインパ当日にまだハロウィンイベントをやっていた「ディズニーツイステッドワンダーランド」のせいです。まだハロウィン気分でした。

そして、クリスマスバージョンのエントランスBGMにごちゃごちゃ言いながら時間を潰します。

真面目にクリスマスバージョンのものを聞いたのは初めてだったのですが、花のワルツのアレンジが非常に不安を煽るような感じがして面白かったです。僕は東大オケとUTDを兼部しているのですが、オーケストラで短調の曲をやる時こんなフレーズ出てくるよなぁと思っていました。(興味のある人はぜひ聞いてみてください!)

クリスマスBGMを聞きながら先輩と近況報告をしあうなどと開園までの時間は非常に平和に流れていました。

ただ、その平和な時間は長く続きませんでした。

僕のある発言によって戦いが始まりました。

「先輩、今日のエントリー受付、どっちがやります?」

今のディズニーの満足度を大きく左右する存在と言っても過言ではないもの、それがエントリー受付。それをするのは責任重大です。なんせパークの体験価値が大きく変わるのですから…

もちろん、お互いにやりたくないので押し付けあいが始まりました。醜い押し付けあいをすること15分、結局ジャンケンに勝った先輩が「運がある」ということでエントリー受付をすることになりました。

そんなこんなでワイワイしていると8時25分、パークが開園しました!

いよいよ入園です。

入園

前から3列目にいたこともあり、ほとんど待つことなく入園するととりあえずこれを撮りました。

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クリスマス仕様の花壇

これを見るとすごく、パークに入ったなぁという感覚になりますね!

そして、運命の「エントリー受付」

結果は「全落ち」でした。

あそこまで押し付けあいをした意味はなんだったのでしょうか…

移動中、スマホからランダム再生で「クラブマウスビート」が流れたことにはなんの意味もなかったみたいです。

エントリー全落ちでどんよりとしたまま、僕と先輩はとりあえずスタンバイパスを取得した、「美女と野獣〜魔法のものがたり〜」の方に向かいました。

さて、こんな幸先の悪いスタートを切った中で僕とvoid先輩はエントリー全落の状況でTDLを1日楽しむことが出来るのでしょうか?

それは次の記事以降で書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!(ライター:よー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京大学ディズニーサークルの紹介

はじめまして、東京大学ディズニーサークルです。

この度、公式オフィシャルブログを開設することになりました。

はじめましての方が多いと思うので、今回は簡単に東京大学ディズニーサークルの紹介をしていきたいと思います!

 

 

東京大学ディズニーサークルとは?

サークルの基本情報

東京大学ディズニーサークルは2018年に当時の1年生(現在の4年生)によって作られた「東大生限定」のディズニーサークルです!

自分の好きなディズニーというコンテンツを他の人と共有するための場というのがサークルの理念です。

会員数は約80人ぐらいで、現在では1年生と2年生の会員が多いです!(もちろん3年生、4年生の会員も多く所属されています。)

会員の学部は多岐に渡ります。(ちなみに筆者は文学部です。)

また、UTDという略称があり、このブログでもこの名前で呼んでいく予定なので皆さんぜひ、覚えてくださいね!

 

活動内容

UTDでは様々な活動を行っております。コロナ禍以前は対面での企画が中心となっておりサークルでパークに行ったり、映画を見に行ったりすることが多かったようです。(伝聞形なのは筆者が2年生で体験したことがないからです…)

コロナ禍になってからはオンラインでの活動が中心となっており、オンラインでの座談会やクイズ大会などを行っています。

最近ではやっと少人数での対面イベントも開催できました!

対面イベントは少人数でのグループに分かれてイクスピアリなどの舞浜周辺を探検するという内容のイベントでした!

12月には少人数に分かれてではありますが、サークルでのインパーク企画も出来そうです!

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先日の対面イベントで撮影した写真(誰も写っていないためサークルのイベント感が皆無)

入会について

UTDでは、常に入会を受け付けております!

東大生で、ディズニーが好きな方なら誰でも入会することができます!

「自分はあまり知識がないから不安だな…」などと心配される方もいるでしょうが、心配ありません。

UTDはただ、ディズニーが好きだということを共有するための場所です。

自分の「好きという気持ち」を共有するのに詳しさなんて必要ありません!

この記事を読んでUTDに少しでも興味を持った方はぜひ、ご連絡ください。

連絡は下記のどちらかにお願いいたします!

メールアドレスuniv.tokyodisney@gmail.com

Twitter 

twitter.com

それではまた次でお会いしましょう!

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今年度の新歓ポスター(UTDの魅力がたくさん詰まっています!)

ライター:よー(2年生)